また観たくなる舞台・映画をゆるりと。

心に潤いをくれるミュージカルや映画などを観て感じたことを、思うままに。

映画『フジコ・ヘミングの時間』

ピアノに癒され、言葉に励まされる

約2年かけピアニスト、フジコ・ヘミングさんを追った
ドキュメンタリー映画ですが、
彼女の人生を巧みに振り返りつつ
今のフジコさんが在ることをシンプルに伝えてくれます。

60代後半でピアニストとしてデビューされ
“遅咲きのシンデレラ”と騒がれてから早や20年。
苦労は糧になり、信じればいつか叶う、
そのために必要なものは
自分を信じ続ける心なのだと教えられました。

ーー自分の生き方は自分で決める

ーー天使に試されているのかもしれないから、
困っている人や動物に手を差し伸べることは当然のこと
 
いまの自分に自信が持てずにいる人の背中を
やさしくさすって、

歩みを見守ってくれるような作品。

繰り返し観て、彼女の「言葉」を正確に記したい衝動に駆られました。

 

fuzjko-movie.com