また観たくなる舞台・映画をゆるりと。

心に潤いをくれるミュージカルや映画などを観て感じたことを、思うままに。

宝塚歌劇月組『エリザベート -愛と死の輪舞-』

演じる役者が変わるたびに、違う角度で楽しめる名作 大好きな作品。宝塚歌劇版の観劇は、4年前の花組と2年前の宙組に続き3回目。こんなに本物の少女らしいシシィは初めて!と思うほど愛希れいかさんのシシィは私の理想像でした。かわいい。純粋な少女だと、…

マシュー・ボーンのシンデレラ

プロコフィエフ作曲のバレエ音楽「シンデレラ」を、演出家で振付家のマシュー・ボーンが手掛けた舞台。世界初演は20年前。2010年に改訂版が作られ、2017年に再演。今も世界中で上演が待ち望まれている。日本初上演。バレエ「シンデレラ」とも、もちろんディ…

宝塚歌劇 花組『MESSIAH』

ミュージカル『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』 幕府の圧政とキリシタン弾圧に苦しめられている弱き農民たちのメサイア(救世主)、天草四郎時貞を明日海りおさんが演じる。 明日海さんの天使感といったら!!!期待以上の凛々しさはもちろん、ほわ…

ディズニー/ピクサー映画『インクレディブル・ファミリー』

誰もが、人生の主役なのだと教えてくれる 14年前に公開された『Mr.インクレディブル』の続編。 これだけの長い期間が空いたのに、 『インクレディブル・ファミリー』は前作の直後のお話、 という設定もユニーク。 なにより、ストーリーが秀逸。 父、母、姉、…

映画『フジコ・ヘミングの時間』

ピアノに癒され、言葉に励まされる約2年かけピアニスト、フジコ・ヘミングさんを追ったドキュメンタリー映画ですが、彼女の人生を巧みに振り返りつつ今のフジコさんが在ることをシンプルに伝えてくれます。60代後半でピアニストとしてデビューされ“遅咲きの…

宝塚歌劇 雪組『凱旋門』

パリで難民として暮らす若者の生き様 ミュージカル・プレイ 『凱旋門』-エリッヒ・マリア・レマルクの小説による- 『凱旋門』のストーリーはとても暗く、 ナチスが政権についた頃のドイツから逃れ パリで難民として暮らす若者たちの生きづらさが描かれてい…

劇団四季「キャッツ」

日本にミュージカルを根付かせた作品 35年前から、ほぼ途切れることなく 日本のどこかで上演されて続けている ミュージカル「キャッツ」。 数百回も観ているファンが多いという 驚きの作品ですが、私は2004年の東京・五反田公演が初観劇。 今回の東京・大井…